8.7空戦の解決手順 について
Q:たとえば、攻撃側2機スタックが単機の敵を攻撃した場合、攻撃側2個目のダイス目は何と比較すればいいのか? また、片方が先制攻撃持ち、相手側が持たない航空機の場合の戦闘解決手順がよくわからない。先制攻撃を持たない側はどの時点でダイスを振るのか? 攻撃が当たった場合、除去する航空機は当てたほうが選べるのか?
A:両陣営に数の差がある場合、数が少ない方は足りない相手のユニットの分、ダイスの目「0」が出たと考えるとわかりやすいかもしれません。
なので、差が多い方は常にその差分相手に打撃を与えられることになります。
基本はこの形になりまして、これを「先制攻撃の解決」で該当のユニットの解決が終わった後に改めて「通常戦闘の解決」を行っていきます。
損害を出した場合、相手のユニットの除去を選ぶ権利は「攻撃側」にあります。
上記の点を元に以下に例を記載します。
【日本軍】
先制攻撃機:1ユニット
通常機:1ユニット
【ドイツ軍】
先制攻撃機:2ユニット
攻撃側が日本で戦闘を解決したとします
まず、「先制攻撃」の解決では〈日本:ダイス1個【5】〉〈ドイツ:ダイス2個【4】【1】〉を振ります(出目は【 】内の数字です)。
(1)一番高いダイスの目を比較します。日本が「5」ドイツが「4」なので、日本が勝利します。ドイツ軍の先制攻撃機から1ユニットを除去します。
(2)2つ目のダイスは日本が「0」、ドイツが「1」なので、ドイツが勝利します。ドイツ軍プレイヤーは日本の「通常機」除去することにしました。
(3)次に「通常戦闘の解決」を行いますが、該当のユニットがいなくなったので、戦闘解決は終了します。
以上が戦闘の解決例になります。
新版マップの【アクション手番時】の【敗北】には
最低特典プレイヤーが20VP以下ならば全プレイヤーが敗北。
とありますが、
正しくはルールブック10ページ、11.0の(3)に書かれている通り
二番目に点数の高いプレイヤーが「20点」を超えていなければすべてのプレイヤーが敗北。
となります。
Q:ロックオンを維持していたらいつでもレーダーホーミングミサイルの命中判定は可能か?
A:いいえ、RHミサイルはあくまでRHミサイル発射フェイズに発射され、次のターンのRHミサイル命中判定フェイズに命中判定します。
誘導中は他の兵装(キャノンであっても)を使用できないことも変わりありません。
したがって、「ロックオンに成功→今ターン以後、ロックオンを維持しているターンにミサイル発射→発射した次ターンに命中判定」
という流れになります。
12.2② 着底している場合は、潜航によるバッテリー消費はありません(アプローチ中には着底していても消費することに注意)。
※日本語版独自のルール追加です。
Q:キャンペーンゲームで、1つの任務を終え、次の任務を始める際、乗員の準備度はどうなるのか? そのまま継続するのか?
A:任務を終えた場所(港湾または基地)によって準備度の調整方法が異なります。3.2「港湾と基地」を参照してください。
6.5作戦フェイズ 兵糧攻め(水攻め)の判定について
水攻めの説明分の※以下の文章内にて間違いがありました。訂正箇所は以下の通りです。
誤「判定時に振るダイスの目から1を引く」
正「判定時に振るダイスの目に1を足す」
●37ページの12.10.51で「TRに命中したとき、AFVは自動的にM-KILLとなります」とありますが、自動的ではないですよね?
→12.10.643項には「AFVがTR、または前面ないし後面のUHに命中して、C1表の結果がPOSS K-KillであればD2表を使用する」とあり、12.10.51項の説明と矛盾します。バージョン2.xx以降のルールでは、概ねユニットの生存性を高める形の修正が加えられていますので、TRに命中弾が出たときは、12.10.51項の内容は無視して、D2表を使用して判定してください。
●P.7の6.2.61の+5「以上」高いとさえぎるとなってますが、+5より高いとではないのでしょうか? 上の別枠の例文を見るとそのように見えます。
→これは「少なくとも+5レベル以上となる阻止地形がLOSを阻止する」が正しい説明です。7ページ上段の図版解説が誤っています。LOSに関する旧版との最大の変更点は、+5レベルの地形がLOSを妨げるようになったことにあります。混乱を招く表現を残してしまい、申し訳ありませんでした。
●35頁の上図の説明と37ページの12.10.62の説明(車両の向きに対して、側面、後面判定時のヘクスサイドの扱いについて)が逆のことが書いてあるようなのですが、どちらが正しいのでしょうか?
→図版の説明が誤りです。図版の説明とルール本文の内容が食い違うときは、ルール本文の記述を適用してください。デザイナーからの回答も以上のようなものでした。