ウォーゲーム・ハンドブックも三冊目となりました!
2012年度版は太平洋戦争のゲームが付属。前作、前々作から、さらにステップアップした、遊びやすい戦略級ゲームです。初プレイでも安心の、詳細なチュートリアルを掲載しています。

■付録ゲーム
『太平洋空母決戦』 〔ISOROKU'S WAR 1941-1943〕(中黒靖)
開戦から昭和18年までの太平洋戦争を再現
陸・海・空の多角的な視点から勝利の道を探れ!
山本五十六の戦いと銘打たれたこのゲームは、1941年の真珠湾攻撃から43年春のい号作戦までをシミュレートした、太平洋戦争の戦略級ゲームです。
日本軍プレイヤーは陸軍・海軍と航空隊を、アメリカ軍プレイヤーも、陸・海・空軍を操り、太平洋の覇権を争います。
マップは、太平洋全域が描かれており、エリアによって区切られています。その中で、戦略的に重要な島などがポイントで繋がれています。両軍は、このポイントに付与された勝利得点を奪い合うのです。
ゲームは全部で7ターン。その中で、それぞれが作戦行動を行うラウンドに別れており、戦略的に重要なポイントの支配を狙います。
当時の日本軍は燃料が枯渇していたことを再現するため、日本軍にのみ燃料ポイントが存在します。燃料が尽きた瞬間に敗北しますので、日本軍はこれを上手くやりくりしながら、戦闘しなくてはなりません。
どこまでを絶対防衛圏と想定し、その上で、限られた燃料と戦力をどの戦場にどういう目的で投入するかが重要なゲームです。
マップはB3サイズのシートになっています。
初期配置のコマは少なく、すんなりとプレイを開始することができます。
ルールは4ページと少なく、本誌で詳細をサポートしています。
付属のユニットはフルカラーのイラスト入り(もちろん打ち抜き)です。実際に動かすのは、両軍ともに20個程度です。
その他、プレイを助けるマーカーが付属しています。

CONTENTS
●HOW TO PLAY 『太平洋空母決戦』
プレイの手引きを図版を使って分かりやすく解説。ゲームの背景となる歴史記事も掲載。
●野獣(のけもの)げぇまぁ
a-game「かわら版」で好評連載中の徳岡正肇氏の珠玉のゲーム・コラムを一挙12本掲載。
これを読んで檻(ジャンル)を越えろ!
●ゲーマー妻のユーウツ
同じく「かわら版」で好評連載中のたちばないさぎさんのゲーマー家族四コマ漫画。
●ウォーゲーム・カタログ2011
2011年に弊社が発行したウォーゲームなど14作を紹介。
※「野獣(のけもの)げぇまぁ」と「ゲーマー妻のユーウツ」は2011年のa-gameかわら版に収録された内容になります。

