【付録ゲーム】
『セルの死闘Celles THE ARDENNES, DECEMBER 23-27, 1944 』
(ロジャー・ミラー)
『セルの死闘』はバルジの戦いでドイツ軍が山場を迎えた1944年12月23日から27日にかけて、ムーズ川付近で生じた戦闘のシミュレイションゲームです。ドイツ軍の突破はアメリカ第2機甲師団の反撃によって失敗に終わりましたが、この戦闘で勝利していたら「ヒトラーの賭け」は成功していたかもしれません。
本作は、コマンドマガジン121号に掲載された『ガザラの戦い』より先に発表された姉妹作に当たります。チット・プル・システムを採用し、戦場における両軍の不確実性を再現。一進一退の攻防が続いたバルジの戦いを見事に再現しています。マーカーを含めてカウンター数は92個と少ない割に、両軍の取れる選択肢や作戦に幅があり、初心者からベテランまで腰を据えてプレイできる作品といえるでしょう。
ゲームスケール
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1ターン=12時間
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1ヘクス=約1.6km
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1ユニット=大隊、中隊、砲兵隊
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プレイヤー数=2人
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プレイ時間=4〜6時間
内容物(雑誌除く)
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駒150個 (15mm角)
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マップ1枚 (変形A1判)
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ルールブック1冊(12頁)
綴込付録
CONTENTS
本誌 74ページ(フルカラー)
■特集
- ●第2対第2 名門師団セルの死闘(大木毅)
- ●『バルジの戦い』こぼればなし(桂令夫)
- ●アルデンヌを超えて行け! バルジ・シャコタンブギ(岩永秀明)
■NEXT ISSUE
- ●次号予告 France '40
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