【特集】
『砂漠の機動戦』
【付録ゲーム】
バトルアクス作戦/ガザラの戦い
(Revolution Games)
エリア式のゲームでサイズやプレ時間も手頃な作品でありながら、両軍が様々な作戦を試すことができます。両軍が行動インパルスを繰り返すことでゲームは進みますが、ターンの終了が不確定なのでそれを見越した部隊の運用が要求されます。
『ガザラ』は、1942年5月27日から6月14日にかけて行われたトブルク周辺の戦いをテーマにしたゲームです。ガザラの戦いのうち連合軍防衛線南端から東端までの機動戦を再現しています。
本作は各部隊の命令に一工夫を凝らしたユニークなチット・プルシステムを採用しています。行動チットと戦術チットの2種類のチットがあり、部隊の行動だけでなく、戦術チットによって砲兵や空軍の支援、補給や補充なども行え、両陣営の作戦にアクセントを加えています。
COMPONENT
◇本誌 80ページ
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ルールブック 2冊( 『バトルアクス作戦』12頁、 『ガザラの戦い』12頁)
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マップ 2枚 (『バトルアクス作戦』A2判、 『ガザラの戦い』B2判)
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◇カウンターシート 2枚(15mm角)
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◇プレイヤー補助シート:1枚(A4判、ガザラの戦い用)
CONTENTS
特集:砂漠の機動戦
- ●『バトルアクス作戦』解説
- ・戦いの斧 名残の切れ味
- ●『ガザラの戦い』解説
- ・魅惑の砂漠戦「ガザラ」
- ●ロンメルはいかにして伝説になったのか
- ・ガザラの戦い
- ●データでみる 北アフリカ補給戦
GAME REVIEW
- ●酩酊作戦教室『ルントシュテットの戦い』(岩永秀明)
- ●Approach to VPG『No Retreat! The North African Front』(諸岡幸治)
- ●代理戦争イン・アフリカ『ANGOLA』
- ●フランス屈服せず『FRANCE FIGHTS ON』
- ●アルマゲドンがやって来る『RED TIDE WEST』
- ●目指せ「大空のサムライ」『零戦:海軍航空隊の戦い』(小田貴弘)
- ●第7の視角『東方への突撃』(山崎雅弘)
- ●ウォーゲーム日本史出張所『群雄割拠』(コマンドマガジン編集部/篠原知子)
- ●ボードウォーク通信『Road to Damascus 1973』(斉藤洋一)
- ●BOXGAME WATCH『ロンメルズ・ウォー』(山内克介)
- ●New Comers
COLUMN
- ●ゲームから本へ、本からゲームへ(桂令夫)
- ●復活! 男泣き戦争映画塾(山内克介)
- ●ユニットよもやま物語(生駒望人)
- ●野獣げぇまぁ拡大版(徳岡正肇)
WAR HISTORY
●日本の戦歴2(堀場亙)
●地中海戦史(八木田和男)
OTHERS
●『太平洋戦史』トーナメント ガチ・ブロック決勝戦『太平洋戦史』
●我らの戦闘指揮官、逝く……。
●ゲーム・ルールQ&A/正誤表
●タブレット・ウォーゲーム 開発のこれまでとこれから
