そこで今号は20周年特大号として3大付録でお届けします。
【付録ゲーム】
『ドゥブノ大戦車戦』
The Bloody Triangle: Drive on Dubno, 1941(中黒靖)
1941年6月22日、ドイツ軍は史上最大規模の地上戦となるバルバロッサ作戦を開始し、ソビエト西部はたちまちドイツ軍に蹂躙されていった。反撃する間もなく撤退を続けるソ連軍であったが、押し寄せるドイツ軍に対してソ連軍はドゥブノ前面で機械化軍団による反撃を試みる。
『ドゥブノ大戦車戦』はバルバロッサ作戦における南方軍集団第48装甲軍団によるドゥブノ攻略と、ソ連軍による反撃をテーマにした2人用ゲームです。
『ドイツ装甲軍団』のシステムをベースに、重戦車と数を頼みにするソ連軍機械化軍団と諸兵科連合と練度で勝るドイツ軍との激突を再現。クルスク戦に並ぶ史上最大規模の戦車戦に勝利するのは果たしてどちらの陣営か?
【第2付録】
『バルジ大作戦』(川北翔)
1944年12月16日に始まったドイツ軍最後の大攻勢「ラインの守り」作戦をテーマにした2人用のゲームで、入門用に制作された本作はマップサイズもA2判とコンパクト。初めて作戦級ゲームに触れる人にもウォーゲームの醍醐味を味わえる内容に仕上がっています。
【第3付録】
『SIMULATION GAME CATALOG Vol.4』

『太平洋戦史』用カウンター
COMPONENT
◇本誌 80ページ
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◇ルールブック 2冊( 『ドゥブノ大戦車戦』12頁、 『バルジ大作戦』8頁)
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◇マップ 2枚 (『ドゥブノ大戦車戦』A1判、 『バルジ大作戦』A2判)
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◇カウンターシート 1枚(15mm角1枚)
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◇カード 1シート(16枚カードサイズ44.25mm×68mm)
CONTENTS
特集:ソ連軍機械化軍団の反撃
- ●『ドゥブノ大戦車戦』に見る機動戦
- ・要諦は打撃にあらず(鹿内靖)
- ●デザイナーズ・ノートにかえて
- ・デザインの要諦は閃きにあらず(中黒靖)
- ●ヒストリカルノート
- ・幻の大戦車戦―消された敗北(大木毅)
- ●翻訳記事
- ・反撃の赤軍機械化軍団 ドゥブノの戦い
GAME REVIEW
- ●酩酊作戦教室『ルントシュテットの戦い』(岩永秀明)
- ●Approach to VPG『Caesar XL』『Bulge 20』(諸岡幸治)
- ●オーストリア継承戦争初期の戦役を再現『War of The Austrian Succession』
- ●ヴァリアントで厚みをました幽霊師団ソリティア『Rommel's GHOST DIVISION』
- ●80年代における米空母戦闘群の活躍をソリティアで『Carrier Battlegroup: Solitaire』
- ●目指せ「大空のサムライ」『零戦:海軍航空隊の戦い』(小田貴弘)
- ●米艦載機の補充、少なくないですか?『ACROSS THE PACIFIC』
- ●第7の視角『ドイツ中央軍集団』(山崎雅弘)
- ●ウォーゲーム日本史出張所『阿弖流為伝』(コマンドマガジン編集部/篠原知子)
- ●ボードウォーク通信『Antarctic Fleet』(斉藤洋一)
- ●New Comers
COLUMN
- ●ゲームから本へ、本からゲームへ(桂令夫)
- ●復活! 男泣き戦争映画塾(山内克介)
- ●ユニットよもやま物語(生駒望人)
- ●野獣げぇまぁ拡大版(徳岡正肇)
- ●空想科学盤上遊戯(いしだたかし)
WAR HISTORY
●地中海戦史(八木田和男)
●日本の戦歴2(堀場亙)
OTHERS
●バルジの戦いで振り返るコマンドマガジン20年史
●16名の提督がしのぎを削った『太平洋戦史』トーナメント(太平洋戦史)
●鈴木銀一郎氏 傘寿の会開かれる/ナラクリのススメ
