【付録ゲーム】
レニングラード包囲戦
The Siege of LENINGRAD(ステファン・コール(Jagdpanther Publications))
900日に及ぶ死闘
1941年6月22日、ドイツ軍はバルバロッサ作戦を発動、ソ連に攻め込んだ。北方軍集団はソ連第二の都市であり、ロシア革命の象徴であるレニングラードを目指す。ドイツ軍は9月8日にラドガ湖に到達、レニングラードを包囲したが、ゲオルギー・ジューコフ指導の下、ソ連軍が堅固な要塞を築いたため、市街地への突入は断念したのだった。そしてこの時から900日間に及ぶ包囲が始まるのである。
『レニングラード包囲戦』は、レニングラードをめぐるドイツ北方軍集団の戦いを連隊〜軍団規模のスケールで再現したゲームです。1941年から44年までに戦われた主要な五つの期間をシナリオで再現。戦いごとに性格の異なる状況を楽しむことができます。
特集ではその五つの期間・戦いを大木毅氏が最新の史料をもとに徹底解説。またレニングラードの生命線となったラドガ湖をめぐる戦いの解説に、4大キャンペーン・ゲームにおけるレニングラードの位置づけに主眼を置くレビュー記事、関連書籍、映画なども紹介しています。
COMPONENT
◇本誌 80ページ
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◇ルールブック 1冊(16ページ)
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◇A1判マップ 1枚
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◇カウンターシート 1枚(15mm角1枚)
CONTENTS
特集:レニングラード包囲戦
- ●シナリオ解説
- ・『レニングラード包囲戦』全シナリオ徹底解説(高原武志)
- ●ヒストリカルノート
- ・北方軍集団 五つの激闘(大木毅)
- ●『ザ・ロシアン・キャンペーン』『ロシアンフロント』『イーストフロント』『ノー・リトリート』から
- ・キャンペーンとレニングラード(鹿内靖)
- ●『レニングラード'41』(WaW)紹介
- ・もしもドイツ軍が1941年にレニングラードに突入していたら?(いしだたかし)
- ●The Naval War on Lake Ladoga〈翻訳記事〉
- ・ラドガ湖の戦い
GAME REVIEW
- ●WarGame Magazine News
- ・ドイツ地中海艦隊の大いなる冒険『Goeben 1914』
・政府軍VS. 民主軍の戦い『Greek Civil War』
・もし日本が北進策を採っていれば『Strike North Japan vs. the Soviet Union, 1941』 - ●30分で終わる独ソ戦キャンペーン『WGHB2014 バルバロッサ作戦』(羽田智)
- ●もう一つの『日本機動部隊』 激闘!ソロモン海戦『激突南太平洋』(辰巳潤一郎)
- ●Approach to VPG『States of Siege』シリーズ(諸岡幸治)
- ●真珠湾攻撃せず!対米戦が回避された世界『Across the Pacific』(辰巳潤一郎)
- ●第7の視角 第4回『バルバロッサの場合』(山崎雅弘)
- ●ウォーゲーム日本史出張所『元亀争乱〜ソリティア信長包囲網〜』(ウォーゲーム日本史編集部/篠原知子)
- ●ボードウォーク通信『中世の建築士たち』(斉藤洋一)
- ●ぱんつぁー・ふぉー!登場!『ぱんつぁー・ふぉー!』
- ●New Comers
COLUMN
●ゲームから本へ、本からゲームへ(桂令夫)
●復活! 男泣き戦争映画塾(山内克介)
●ユニットよもやま物語(生駒望人)
●野獣げぇまぁ拡大版(徳岡正肇)
●空想科学盤上遊戯(いしだたかし)
WAR HISTORY
●地中海戦史(八木田和男)
●日本の戦歴2(堀場亙)
OTHERS
●「萌えミリ」ブームがボード・ウォーゲーム市場に与えた影響
●New Book

