【付録ゲーム】
フォークランド・ショウダウン
─Falklands Showdown The 1982 Anglo-Argentine War─ (フィリップ・シャープ)
1982年、アルゼンチンはかねてより領有権を主張していたフォークランド諸島に軍を上陸させ、これを占領した。
当初外交による解決が試みられたが、時の首相イギリスのサッチャーは武力解決を決断。2隻の軽空母を中心とする機動部隊を派遣する。
ここに、近代兵器を用いた西側諸国同士の初の大規模戦闘の火蓋は切られた──。
『フォークランド・ショウダウン』は現代戦ゲームのエポックとなった『レッド・ドラゴン・ライジング』のシステムを用いて、フォークランド紛争を再現したゲームです。
フォークランド諸島を奪還するため遠征してきたイギリス軍を、アルゼンチン軍が迎え撃ちます。イギリス軍は限られた作戦行動数内でフォークランド諸島を奪還せねばなりません。質の上ではイギリス軍が優勢ですが、アルゼンチン軍には数と地の利があります。両軍の特性に合わせた作戦が用意されており、毎ターン発生するイベントがゲームの行方を読みにくくしています。
マップは、海域をエリア分けした戦略マップと、フォークランド諸島を分けた戦術マップからなり、陸海空三軍立体での作戦遂行が求められます。日本語版では、シーハリアーなどの航空ユニットをはじめ史実の配備状況に応じた追加・差し替えユニットが用意されているほか、作戦的オプションや近代兵器のさまざまな性能を引き出すバリアント・ルールが追加され、競技性も高くなっています。
■登場ユニット紹介(一部)
アルゼンチン軍 | イギリス軍 | |||
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||||
ベインティシンコ・デ・マヨ |
アルミランテ・ドメク・ガルシア |
ハーミーズ |
イラストリアス |
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シュペール・エタンダール |
ミラージュ3 |
インビンシブル |
アトランティック・コンベイヤー |
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IA58プカラ |
A4スカイホーク |
ブリリアント |
オニキス |
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アエルマッキMB339 |
T34 メンター |
コンカラー |
シーハリアー |
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S2 トラッカー |
ダガー |
ハリアー |
仮設飛行場 |
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COMPONENT
◇ 本誌 80ページ(カラー16ページ) | ◇ ルールブック 1冊(24ページ) | ◇ A1判マップ 1枚 |
◇ カウンターシート 1枚(15mm角) | ◇ A4判チャート 2枚 |

CONTENTS
■特集:フォークランド決戦
●カバーストーリー:フォークランド・ショウダウン:フォークランド紛争(1982年)の戦略的分析 (翻訳記事)
●付録ゲーム『フォークランド・ショウダウン』リプレイ:Don't Cry Argentina! (松上 敬)
●登場ユニット一覧 (篠原史也)
■関連ゲーム記事
●『War in the Falklands』『Port Stanley: Battle for the Falklands』 (高原 武志)
■ゲームレビュー
●『REICHSWEHR & FREIKORPS: If Red Army Invaded Germany, 1920』 (大久保城治)
●『Sedan, May 1940』 (井上 卓)
●『英烈千秋』 (堀場 亙)
■歴史記事
●第二次世界大戦におけるドイツ軍の空挺作戦 (翻訳記事)
●独ソ戦前夜のスターリン (大木 毅)
■バックナンバー・リプレイ
●The Battle for Hungary 1944-1945:本誌100号付録ゲーム『ハンガリー戦役』をより面白く (山内克介)
■連載&不定期連載
●New Comers
●復活! 男泣き戦争映画塾 (山内克介)
●ユニットよもやま物語 (生駒望人)
●ゲームから本へ、本からゲームへ (桂令夫)
●魁! コマンド士官学校 (大久保城治)
●地中海戦史 (八木田和男)
●日本の戦歴2 (堀場 亙)
●ゲーム通信(BOARDWALK) (斉藤洋一)
●ゲーム・ルールQ&A
●ウォーゲーム日本史出張所 (ドナルド・ブース/篠原知子)
●野獣げぇまぁ拡大版 (徳岡正肇)
●ええゲーム発掘隊 (じんぼ ただとし)

