【明確化】

予備に指定できる条件
移動力の半分まで消費したユニットは予備になれます(ルールブックでは、移動力の半分と同じ移動力を消費すると予備になれないと取れますが、それは間違いです)。

【訂正】

ユニット
ドイツ軍第19装甲師団の偵察大隊のセットアップコードが抜けています。2734です。

【補足】

ユニット

コマンドマガジン第14号付録版では、ドイツ軍第57歩兵師団第217連隊(額面能力2-4)の減少戦力面が3-4となっていますが、正しくは1-4です(新版では訂正されています)。

【明確化】

7.2 増援ユニットが盤上に登場する際、進入するヘクスの地形コストに準じた移動力を消費して進入します。

【明確化】

13.3 航空攻撃では、兵科に関わらず盤上にあるいずれの地上ユニットをも目標とすることができます。

【Q&A】

●移動において、「ハイパースペースジャンプ」の“1回”のジャンプとは、各恒星へクスからジャンプルートで繋がった一つ隣りの恒星へクスへ移動することでしょうか?

→はい。ですがリアクション移動フェイズでなければ、敵の戦闘艦艇によって阻止されていない限り(またはタンカーなしでシリウス星系から出ない限り)、原則として無限の回数だけハイパースペースジャンプを行えます。

【Q&A】

●例えばシリウス(2111)にタンカーを配置せずに、プロキオン(2313)からマーカシー(1809)へアジッダ(0813)を経由せず「ハイパースペースジャンプ」で移動することは出来るんでしょうか?

→いいえ。シリウスにタンカーがいなければ、そこから出ることはできません。なおタンカーは移動の開始時または終了時にのみ、他のユニットに燃料補給を行えます。上記の例で言うと、プロキオンを出た艦隊スタックにタンカーが含まれているなら、タンカーはシリウスで他の艦に燃料補給を行うことで移動を終了し、1ユニットのタンカーを除く残りのスタックは、シリウスを出てマーカシーへジャンプできます。

【訂正】

ユニット
ドイツ軍第223歩兵師団に所属する3個連隊は、第12ターンの増援です。ユニットの右肩に12W(12ターン西端より登場)と書き入れてください。

【Q&A】

●地上戦闘の終了で、防御側に歩兵が無く、前線基地と戦闘機や宇宙船しかないときはルール通り全滅するのでしょうか?(ルールに明記されてませんがそう解釈できます。)個人的に言うと、歩兵1ユニットに、戦闘機10ユニット+モニター艦が、全滅させられることもあるので、納得できないのですが。

→「戦闘の終了」ルールに明記されている通り、「防御側の場合は、戦闘に参加した歩兵が全滅した時点で戦闘は終了しますが、後方に残った前哨基地やワールド等のユニットは、戦闘終了後もそのまま残」るため、防御側の宇宙船ユニットが全滅することはない。ルールに「攻撃側の歩兵ユニット数が防御側の合計ユニット数よりも少ない場合、1サブフェイズで惑星地表ボックスの支配を得ることはできません。」とある通り、攻撃側の歩兵ユニット数を上回る防御側ユニットは、後方待機として戦闘組からはずしておくことができる。

【Q&A】

●整備サブフェイズは「整備」-「整備不良からの回復」と言う手順をふむと思いますが、「辺境地での整備」の賽子振りに失敗したり、RUを支払わずに整備不良となった宇宙船が、整備不良となったその整備サブフェイズで「整備不良からの回復」を試みることは出来ますか?

→いいえ。宇宙船が、整備不良となったその整備サブフェイズに「整備不良からの回復」を試みることはできない。

【Q&A】

●辺境地での「整備不良からの回復」時も前哨基地が存在しない事による-1のダイス修正が適用されますか? 私は、「整備不良になったターンは整備不良からの回復は出来ない」「-1適用する」でやってみましたが、正式なルールはどうなんでしょうか?

→はい。辺境地での「整備不良からの回復」時も前哨基地が存在しない事による-1のダイス修正が適用されます。

【訂正】

キャンペーンシナリオの勝利条件
連合軍の戦略勝利得点は以下の通りです。

占領の成功
サイパン……………+2
硫黄島………………+1
ペリリュー…………+1
ダバオ………………+1
レイテ………………+2
ルソン………………+2
台湾…………………+2
沖縄…………………+1

日本軍マリアナ諸島攻撃失敗……+1
(ここがルールで-になっています)

※史実における米軍の戦略勝利得点はサイパン、ペリリュー、レイテ、ルソンの占領と台湾に対する制圧の成功で8点を得点し、対する日本軍は15戦術ポイント程度を得点(比島の神風の戦果等含む)して米軍に対して1点の減点を与えているため米軍の最終勝利得点は7点と考えています。これに栗田艦隊のレイテ島上陸船団突入は可能だったと仮定して、旧式戦艦隊等の損害を考えて(輸送船団にまで突入が成功するとは思いませんが……)米軍勝利のボーダを5点と決めています。しかし、空母部隊による囮作戦等のトリックを行う事が難しいため、もう少し米軍の勝利条件を難しくしても良かったかもしれません。

【Q&A】

●艦艇ユニットの裏面のほうが表面より防御力が高い艦艇ユニットがあるが、これは間違いではないか?

→間違いではありません。「損害は受けやすいけれど沈みにくい艦」を表しているのです。

【Q&A】

●中堅レベル、熟練レベルの海軍航空機を同じ機種でも艦載機にすることができないのですか?

→できません。
※当時の日本海軍操縦士育成システムおよび部隊編成を基にしているため不可能としています。少数の操縦士が転任する等は可能かと思いますが飛行隊規模の変更は部隊付きの整備兵等の支援部隊の任務変更等の大改革が含まれるため不可能と考えます。

母艦航空隊→基地航空隊も同様なのですが、こちらは南方作戦等で実例があるので可としています。この時は機体(胴体)の隙間等へ整備兵を便乗させて行ったようです。

航空隊の戦力は航空機と操縦士だけでなく当然整備兵の能力に大きく左右されていました。また、母艦整備兵は通常の整備兵任務に加え船員としての(さらに大戦末期には増設された対空砲要員としても)能力を要求されていました。烈風や流星が大活躍する仮想戦キャンペーンでは可としても良いと思いますが、その場合はベテラン陸上機→一般艦上機(同一任務機種)への変更としたいと思います。

まあ、自動車教習所と同じで、どんなに巧くても離着艦訓練は規定時間しっかりやれよと言ったところでしょうか。

【Q&A】

●ルールブック16.7に、”空母を訓練Bから出撃エリアに再配置の時、戦略Pが低くて済む”とあるが、実際の日本軍戦略ポイント消費表を見ると低くなっていない。

→正規空母は3ポイント、軽空母は2ポイントで出撃できます。