●カード一覧:「連合軍が作戦を行おうとする時に使用」と「日本軍が作戦を行おうとする直前に使用」があり、「とする時」と「直前」と違いがありますが、カード使用のタイミングが違うのか?
→表現が異なるだけで、タイミングは同じです。
●日本軍が孤立判定直前に基地として占領していたポイントは、孤立判定後、日本軍がいなくなった場合でも、次の連合軍の孤立判定中は、日本軍基地としてみなすのか?
→日本軍の基地としてはみなしません。
補給フェイズの手順が変更されているため、第二版以降では、補給フェイズ中の支配状態の判定はフェイズ終了時ではなく、各手順(1.孤立の判定、2.港湾の攻略、3.再配置と帰港、4.艦艇への補給)終了時に行います。
バリアント「モーレツ水雷戦隊」
3.2戦闘
水雷戦隊/駆逐戦隊/防空軽巡戦隊は太平洋戦史のルール[8.2戦闘の解決]で以下の修正を行います
(前)空襲時の[8.2(5)損傷判定]で、戦闘に参加した「A」の数だけ、ダイスを振って出る目に-1できます。Aの割り当ては攻撃側が決定します。複数のAをまとめて割り当てることはできません。命中数がAの数より少ない場合、余ったAはほかの損傷判定で使えません。
(後)水上戦の[8.2(5)損傷判定]で、戦闘に参加した「T」の数だけ、ダイスを振って出る目に+1できます。Tの割り当ては攻撃側が決定します。複数のTをまとめて割り当てることはできません。命中数がTの数より少ない場合、余ったTはほかの損傷判定で使えません。なお、防空軽巡戦隊、水雷戦隊、駆逐戦隊ユニットに損害を割り当てる場合は、攻撃側プレイヤーの同意が必要です。
●10.6:上記のようなポイントは、補給線としての航路を通したり、帰港の際のルートとして使用可能か(起点ではなく、中継点として、使用できるのか)?
→(日本軍は)できません。9.3(2)に準拠します。
●10.6:オーストラリア師団のみが配置されている基地を日本軍が攻略できないとき、その基地のあるポイントにいる日本軍の部隊は、その基地のあるポイントに留まることができるか?
→できません。
●8.1.2:両軍に空母、陸上機が存在しない場合、水上戦の前に退却することは可能か?
→できません。退却は空襲後に行うためで、その空襲そのものが発生しないため、退却もできません。
●4.2 占領の定義:両軍の陸上機の制空範囲外の基地(基地として占領されている港湾は除く)で、海戦が発生し、両軍とも除去された場合、基地の帰属はどうなるか?
→両軍とも占領の条件を満たしていないため、両軍とも占領できません。
●4.2 占領の定義:(2.c)の状態から、日本軍の陸上機の制空範囲に入った場合、港湾の帰属はどうなるか?また、日本軍の艦艇が移動してきた場合はどうなるか?
→日本軍陸上機の制空範囲に入った場合、また日本軍艦艇が進入した場合も同様で両軍ともに基地として占領できません(4.2(2)のa及びb)。よって連合軍の占領マーカーが取り除かれ、日本軍占領下の港湾に戻ります。
●4.2:敵の陸上機が置かれているポイントを占領するためには、その陸上機を除去する必要がある、ということか?
→その通りです。よって、空母を伴わない水上艦だけでは、敵陸上機がいるポイントを占領することはできません。
●7.3(1)カードの使用:日本軍が作戦カード「艦隊夜襲」を使う時、連合軍は対応移動や水上戦前の任意退却が可能か?つまり、空襲がないだけであとは通常のルール内での移動・戦闘を行うのか?
→カードによる処理は通常のルールに優先されます。日本軍が「艦隊夜襲」を行った時は必ず1ラウンドの水上戦が発生します。