【Q&A】

シナリオの2
ドイツ・イタリア軍の戦闘序列で1段目の最後「1-1-7 ×7」は、正しくは「5-4-6 ×7」です。

【Q&A】

●37ページの12.10.51で「TRに命中したとき、AFVは自動的にM-KILLとなります」とありますが、自動的ではないですよね?

→12.10.643項には「AFVがTR、または前面ないし後面のUHに命中して、C1表の結果がPOSS K-KillであればD2表を使用する」とあり、12.10.51項の説明と矛盾します。バージョン2.xx以降のルールでは、概ねユニットの生存性を高める形の修正が加えられていますので、TRに命中弾が出たときは、12.10.51項の内容は無視して、D2表を使用して判定してください。

【Q&A】

●35頁の上図の説明と37ページの12.10.62の説明(車両の向きに対して、側面、後面判定時のヘクスサイドの扱いについて)が逆のことが書いてあるようなのですが、どちらが正しいのでしょうか?

→図版の説明が誤りです。図版の説明とルール本文の内容が食い違うときは、ルール本文の記述を適用してください。デザイナーからの回答も以上のようなものでした。

【Q&A】

●P.7の6.2.61の+5「以上」高いとさえぎるとなってますが、+5より高いとではないのでしょうか? 上の別枠の例文を見るとそのように見えます。

→これは「少なくとも+5レベル以上となる阻止地形がLOSを阻止する」が正しい説明です。7ページ上段の図版解説が誤っています。LOSに関する旧版との最大の変更点は、+5レベルの地形がLOSを妨げるようになったことにあります。混乱を招く表現を残してしまい、申し訳ありませんでした。

【訂正】

39P 12.10.91 11行
D1表での判定後にC2表を使うよう記載されていますが、正しくは「C1表での判定後に、C2表を使用する」です。

【訂正】

ルール21ページの中段
9.10.1の重火器についての記述2行目「HPNに+1DRM……」という記述がありますが、部分遮蔽状態のため正しくは「+2DRM」です。

【訂正】

28ページの別枠の例文にP33と記載されていますが、これは29ページの間違いです。

【Q&A】

●7P下の例5-7行目について、LOSを引くことができませんとありますが、LOSは引けるのでは? また、7P下の例13-14行目について、LOSが枯れ谷ヘックスサイドを通過するのでLOSが引けないような記述があるがLOSは引けるのでは?

→添付図をご覧ください。この項目については理由が明確化されていないのですが、7.3項および7.3.4項の概念から判断すると、LDの上にいるユニットは横から見た場合、上図のようなポジションにいると考えられます。したがって、“観る”ことはできても、LOSを引くことはできないことになります。
もう少し詳しく説明すると、下の図でLD地形の上にいるユニットは、AとBに対してはLOSを設定できず、CからFのうち連続する2ヘクスサイドに対して射撃可能なLOSを引けるということです。仮に図の位置にLOS+10マーカーがおいてあれば、LOSはCとDに対して引けるということになります。

【訂正】

7P 下の例17-19行目:HDが適用される3ヘックスサイドを通過してLOSを引くことができません。とありますが、正しくは2ヘクスサイドです。

【訂正】

30ページ
塚ヘクスサイドと小丘がLOSに与える影響に関して、解説は旧版のルールに準拠したものであり、最新ルールと大幅に矛盾していることが明らかになりました。P.30の図版の説明に関しては、全て削除し、以下のように読みかえてください。

(正)
クルセイダーとII号戦車は互いにLOSを設定できません。またクルセイダーは8分隊が携行しているL|ATRに対してはいかなる地形効果も得られないので、車体後面あるいは砲塔側面に命中弾を受けます。

21分隊は8、9,10分隊にLOSを設定できません。また8分隊はスチュアート戦車に対しては良好遮蔽状態です。仮に15分隊が敵ユニットだったとして、これが10分隊を攻撃する場合(あるいはその逆のケース)は、8.12.6項に従います(15分隊は10分隊に対して遮蔽状態はない一方、10分隊は15分隊から見て良好遮蔽状態)。

21分隊と15分隊は相互に見ることができます。15分隊は8分隊やクルセイダー、II号戦車を見ることはできません。塚ヘクスサイドに隣接した高度の低い側は、ヘクスサイドを挟んで隣接する小丘までは見ることができますが、その先の小丘は見られません。したがって、10分隊はヘクスXを見ることができません。

小丘の上にいるユニットの高度レベルは+5となります。

スチュアート戦車は自動的にHD状態になれるわけではありません。小丘ヘクス進入後に8.12.7項にしたがって判定をしなければなりません。

【訂正】

38ページの図版
塚ヘクスサイドと小丘がLOSに与える影響として解説していますが、正しくは「丘(8.13)」に関する説明です。『アドバンスト。トブルク』には登場しない地形ですが、発売予定の追加キット『Wavell’s 30,000』などに添付されているオーバーレイを丘として使用するシナリオなどもありますので、こちらに明確化します。

(正)
図は丘(8.13)が関与するLOSの例です。説明する上で、便宜的に輪郭を塚ヘクスサイドとは見なさないことに注意してください。高度レベルは図の通り、陥没地が-5、平地はレベル0、丘は+10~+30まであります。丘がホットケーキを重ねたように盛り上がっていることに注意してください。

例では、6はすべてのユニットに対してLOSを設定できます。このヘクスの全てのヘクスサイドからなだらかに高度が低下しているので、6は全周囲にLOSを設定できるのです。2に対しても観えないヘクスは発生しません。しかし、高度レベル+30の輪郭ヘクスサイドが存在せず、高度+20の部分が”平らな丘”(8.13.21例外)だとすれば、6は2、7、11、12にLOSを設定できません。なぜなら、これらのユニットは輪郭ヘクスサイドに接する低い側のヘクスにいるからです。それでも、6は14を観ることはできます。

4が3を観ることはできません。高度+30の丘が間に存在するからです。また12を観ることもできません。7は2を観ることはできませんが、陥没地の中にいる5を観ることができます。3から11は連続する斜面なので観ることができます。3が現在の位置にいて、丘が一切存在しないとすると、3は陥没地の中の5を観ることができません。

輪郭ヘクスサイドがLOSに触れてしまうため、11は2を観ることができません。

【訂正】

P3の鉄条網のマーカー説明が勲章になっています。

【Q&A】

●(1)8.12.6では塚ヘクスサイドの下にいるユニットは塚の上でなおかつ隣接したヘクス以外からの射撃に対しては良好遮蔽を受けられると解釈できます。一方、8.12.4にて塚ヘクスサイド上のユニットは小丘に対して隣接するヘクスより向こうにはLOSを設定できないとあります。LOSは相互に妨害されるものとすると、この2つは矛盾するのでは? また、P30の図のエラッタでは15分隊から21分隊はLOSが引けるとありますが、引けないのでは?

→8.12.4項での記述は、主にBの位置に関することが中心です。〈塚ヘクスサイドが印刷されている地形〉とは、Bの位置のことでAは該当しません。この記述は相互に関係しておらず、一方通行の制限であることに注意してください。
具体的に言いますと、BはCに対してLOSが引けますが、Dには引けません。しかし、CもDもBを見ることができますし、AはCやDを含む小丘から見て〈塚ヘクスサイドが印刷されている地形〉ではありませんので、相互にLOSが設定できます。
この理由から、DがBを攻撃する際、BがAFV以外のユニットならば良好遮蔽を得ます。

【Q&A】

●コマンド66号のATSBG2では12.5.11.1AP弾のクリティカルヒット等、アドバンストトブルクには記載されてないルールがありますが、これらはATBG2だけのローカルルールと解釈すべきでしょうか?

→クリティカルヒットのルールは日本語版ATSが準拠したver.2.26以後に導入されたルールで、後発のATSBG2には盛り込まれました。ATSに導入しても問題ありませんが、事前に対戦相手と確認しておくと良いでしょう。

【訂正】

11.5.82b
赤字の部分を読み替えてください。

(誤)HPTを使わない小火器・M|MGによる攻撃で破壊された場合はGFで判定しますが、ATR・M|MGがHPT(前者はA1表、後者はA2表)を使用する攻撃で輸送車両をF-Killした場合は、輸送されていた兵員には影響ありません。
(正)HPTを使わない小火器・M|MGによる攻撃で破壊された場合はGFで判定しますが、ATR・M|MGがHPT(前者はA1表、後者はA2表)を使用する攻撃で輸送車両をF-Killした場合は、輸送されていた兵員には影響ありません。