【Q&A】

●カードの補充中に、「正露丸」「南下政策」を引きました。この場合、補充を中止してデッキをシャッフルするのでしょうか。それとも、補充を終えてからデッキをシャッフルするのでしょうか。

→後者となります。カードのテキストにある「直ちに」とは、手札補充完了後「直ちに」シャフルするとの意味です。なお、手札の補充中は、「いつでも使用可能」な効果も使用できません(補充完了後は可能です)。

【Q&A】

●9.3:移動力0のユニットも自分から攻撃を仕掛ける事は可能ですか?

→可能です。

【Q&A】

●9.7:移動力0のユニットは、戦闘後前進は可能ですか?

→退却と同様(9.6)に、戦闘後前進も行えません。

【Q&A】

●10.0:「児玉源太郎」を使用した後に続けて「軍神」を使用しようとしました。しかし、ロシア軍プレイヤーとしては「マキシマム機関銃」で「児玉源太郎」の戦闘結果を上書きをしようとしていました。この場合、カードプレイの優先権はどちらになりますか?
(1)カードを1枚使えば自動で優先権が移行する
(2)優先権の放棄を宣言しない限りはカードを続けてプレイできる

→(1)となります。原則、優先権は交互になります。カードを連続してプレイできるのは、もう一方が優先権を放棄した(何もしなかった)場合です。放棄した場合も、相手がカードをプレイするたびに再び優先権を得られることに注意して下さい。

【Q&A】

●10.0:日本軍プレイヤー手札3枚補充時、山札にカードが3枚しかない場合に、引いた1枚目が「軍神」だったら、2枚目を引く前に使用して、その時点での捨て札パイルの一番上のカードを獲得することは可能ですか?

→できません。「軍神」は原則としていつでも使用できますが、手札の補充中は、補充が完了してからでないと使用できません。このケースでは、2枚目を引いた時点で山札の再構築(10.1)が発生するため、手札の補充完了時点では捨て札パイルにカードがないことになります。

【Q&A】

●戦略移動も鉄道移動と同じように道路、線路上にある、敵支配下の町、EZOCにも進入できないのか?

→はい。その通りです。

【明確化】

カード

(1)カード補充フェイズ開始時、手札が2枚以下の時、プレイヤーは手札を3枚まで補充できます。この時、士気ポイントを1下げることで手札の上限を4枚にできます。

(2)プレイヤーはまず、上限を3枚にするか、士気ポイントを下げて4枚にするかを宣言します。

(3)次に、(2)で決めた上限になるまでデッキからカードを引きます。この時にデッキのカードがラスト1枚になったら、そのカードは引かずに捨て札パイルと一緒にシャッフルして、新しいデッキをつくり、必要に応じてそこからカードを引きます。

(4)(3)で引いたカードの中に「南下政策」「征露丸」が含まれていればそれは捨て札ではなく強制的に使用させられることとなり、カードの指示に従って、捨て札パイル、デッキの残り、「南下政策」「征露丸」カードをシャッフルして新しいデッキをつくります。ここで1枚使用したため、結果的に(2)の宣言時の上限に比べて1枚減じられることとなります。

注意:「南下政策」「征露丸」カードを使用した時、それも含めてカードをシャッフルすることに注意してください。

【Q&A】

●強行軍などで使用したカードも表を向け捨てなければならないのか?

→はい。使用したカードは全て表を上にして捨て札にして下さい。

【Q&A】

●リシャッフル時に捨て札を確認し、相手が保持しているカードの見当をつけることは許可されるのか?

→それはできません。捨て札カードの山の一番上のカードだけは常に確認可能ですが、それ以外のカードは、記憶しておく以外に確認することはできません。

【Q&A】

●カード・プレイ・フェイズに戦略移動を同一ユニットで2回行うことは可能でしょうか?例えば、戦略移動、強行軍、戦略移動のように。

→はい、可能です。

【Q&A】

●ハンドブックの解説で、「浸透戦術カード」が旅順要塞のEZOCを無効にできるカードにあがっていないが、これも含まれるか?

→はい、旅順要塞(ヘクスにいるユニット)のEZOCも無効にできます。

【Q&A】

●カードが、「捨て札パイルに置かれる」のは、全てのカード・プレイが終わってかか?

→いいえ。カードは効果を発揮した後、捨て札パイルの一番上に置かれます。全てのカード・プレイが終わった後、順に処理するわけではありません。また捨て札パイルにカードが置かれるまでの処理を完了しないことには、他のカードを使用することはできません。
例えば、日本軍戦闘フェイズ時
 1.日本軍が「児玉源太郎」を使用
 2.ロシア軍が「マキシム機関銃」を使用
 3.日本軍が「軍神」を使用した場合、
まず、「児玉源太郎」が処理され、戦闘結果が自動的にDRになる効果が発生し、「児玉源太郎」は捨て札パイルに置かれます。
次に、ロシアが「マキシム機関銃」によって、DRの戦闘結果がAEに変更され、「マキシム機関銃」は捨て札パイルに置かれます。そして、日本軍が「軍神」を使用することで、捨て札パイルの一番上にある「マキシム機関銃(日本側イベントは「浸透戦術」)」を日本軍が取得する効果が発生し、「軍神」は捨て札パイルの一番上(児玉源太郎の上)に置かれます。
この場合、「軍神」の後いずれのプレイヤーもカードをプレイしなければ、戦闘結果はAEとなります(捨て札パイルにマキシム機関銃があるなしにかかわらず、その効果は発生して既に戦闘結果が変更されていることに注意して下さい)。